アプローチのガーデニングが長く感じる方法

アプローチは、単に門と玄関をつなぐ場所というだけでなく、
玄関ドアまでの気持ちを切り替えるスペースになります。
家を出るときは徐々に外の世界へと導いていくための庭。
家に帰ってくるときにはアプローチを通って緩やかに仕事モードから解放され、
緊張感を解き放ってくれるスペースになります。
アプローチのガーデニングは家の中と外をつなぐ部分の
心を落ち着かせてくれる大事なスペースです。
敷地が狭い場合にアプローチのガーデニングを工夫する方法ですが、
カーブを描いた道を作って距離感を出して奥行きを作ったり、
高低差を設けるなどして距離があるように工夫します。
アプローチは最短距離を結べばよいというものではありません。
距離を感じるようにするというのは、物理的な工夫だけではありません。
玄関までの距離をただ長く遠くするということではなく、
その時間がいとおしく思える工夫が必要になります。
たとえば草花を視覚的に見ながら歩くということはそれだけ時間を感じるということ。
ガーデニングは視覚的に距離感を出す装置ともいえます。
ガーデニングのポイントとなるのは草花や樹木などの植栽の配置と種類。
視覚的に動きが出る見せ方を工夫してみます。
壁につる植物をはわせたり、シンボルツリーを植えるなど
グランドカバーの植物にも工夫していくことで個性が感じられるものになります。
アプローチの床は雨や雪のときにすべると怪我の原因にもなりますから、
敷く建材には安全性に考慮して滑らないものを選びます。
すべりにくさやを重視しながら土の色が目立たないような、
手入れのしやすい質感の材料を考えて選ぶのも、
メンテナンスをしやすくする上では重要になります。
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